テントよりコンパクトでキャンプに便利！ハンモックの魅力と選び方・おすすめ活用術

タイプで選ぶ：自立式？吊り下げ式？

ハンモックには、大きく分けて「自立式」と「吊り下げ式」の2つのタイプがあります。自分のキャンプスタイルに合ったタイプを選ぶことが大切です。

自立式のメリット・デメリット

自立式ハンモックは、木などの支柱がなくても設置できるのが最大の魅力です。フレームが一体となっているため、場所を選ばずにハンモックを楽しむことができます。

一方で自立式は、収納サイズが大きくなってしまう点がデメリットです。持ち運ぶ際には車が必要になる場合もあります。また、構造上、吊り下げ式に比べて価格が高くなる傾向があります。

吊り下げ式のメリット・デメリット

吊り下げ式のメリットは、何といっても自然と一体化したような開放感を楽しめる点にあります。木漏れ日を感じながらゆったりと揺られれば、最高の癒しになるでしょう。また、自立式と比べて軽量でコンパクトなモデルが多く、持ち運びがしやすい点も魅力です。

一方デメリットは、設置に適した場所を探す必要がある点です。頑丈な木が2本必要になるため、場所によっては設置が難しい場合もあります。

形状で選ぶ：初心者はクラシックタイプがおすすめ

ハンモックの形状は、大きく分けて「クラシックタイプ」と「バータイプ」の2種類があります。

初めてハンモックを購入するなら、包み込まれるような心地よさが魅力の「クラシックタイプ」がおすすめです。

クラシックタイプは、両端に木製のバーがない、ハンモック本来のオーソドックスな形。生地が体にフィットするため、まるで繭に包まれているような安心感を味わえます。

ハンモックに揺られながら読書をしたり、お昼寝を楽しんだりするのに最適です。

一方、「バータイプ」は両端に木製のバーが付いたハンモック。バーによって生地が広がっているため、クラシックタイプに比べて開放感があります。

ただしその分、体が包み込まれるような一体感は薄れてしまうでしょう。

用途に合わせてハンモックの形状を選ぶことで、より快適なキャンプを楽しめます。

素材で選ぶ：耐久性・通気性・快適さをチェック！

ハンモックに採用されている素材は製品によって様々です。素材の特徴を理解して、自分に合ったものを選びましょう。

ナイロン：軽くて乾きやすい

ナイロンは耐久性、速乾性、軽さの全てを兼ね備えた素材です。そのため、キャンプなどのアウトドアシーンでハンモックを使う際も、持ち運びや設営、そして撤収までをスムーズに行うことができます。また、万が一ハンモックが濡れてしまっても、その速乾性によってすぐに乾かすことができるため、安心して使うことができます。

コットン：肌触りが良く通気性抜群

コットン素材のハンモックは、その優しい肌触りから、まるで包み込まれるような心地よさを味わえます。さらに通気性の良さも魅力で、風通しが良く夏でも快適に過ごせます。一方、デメリットとしては、ナイロン素材と比べて乾きにくい点が挙げられます。雨天時や湿度の高い日に使用した場合、乾かすのに時間がかかるため、しっかりと乾燥させてから収納する必要があります。

その他素材：機能性で選ぶ

ナイロンやコットン以外にも、ハンモックの素材には様々な種類があります。軽量性と速乾性に優れたポリエステルや、肌触りが良く耐久性が高いポリコットンなど、素材によって特徴は様々です。機能性ポリウレタン素材なども開発されており、より快適な寝心地を追求できます。ぜひ、自分のキャンプスタイルに合った素材を見つけてみましょう。

サイズで選ぶ：ソロ？二人で？用途に合った広さを

ハンモックを選ぶ際には、サイズも重要な要素です。ソロキャンプで使うのか、二人以上でゆったりと過ごしたいのかによって、適切なサイズが変わってきます。ソロ用はコンパクトで軽量なものが多く、持ち運びや設営がしやすい一方、ダブルサイズは二人でゆったりと過ごせる広さがあり、家族での使用にもおすすめです。ただし、ソロ用と比べてサイズが大きくなるため、持ち運びや設営には少し手間がかかります。購入前に、自分の使用シーンに合ったサイズを確認しておきましょう。

1．体勢を整える

• 足をかける場所を確認：どちらの足から降りるか決めて、降りる足側のハンモックの端をつかむ
• 足を地面につける： 降りる側の足を地面につける

※体の重心を前へかけて、ゆっくりとハンモックから足を出すイメージ

2．ゆっくりと降りる

• 手をついて支える：安全のため、降りるときは片手でハンモックを、反対側の足で地面をついて支える
• ゆっくりと立ち上がる：足が地面についたら、ゆっくりと立ち上がる

ポイント

• 焦らない：ゆっくりとした動作を心がけることが大切
• 周りに注意：周りに人がいないか、足元が安定しているか確認
• 練習：初めての方は、安全な場所で何度か練習してみるのがおすすめ

ハンモックでくつろぎタイム

自然の中でゆったりと揺られながら過ごす時間は、まさに至福のひとときです。

読書をしたり、音楽を聴いたり、お昼寝をしたりなど、思い思いの方法でリラックスできます。

ゆったり揺れでリラックス

ハンモックの心地よい揺れは、リラックス効果抜群。自然の中でさらに癒やされます。

読書や音楽鑑賞に最適

目の疲れや体の負担を軽減しながら、読書や音楽鑑賞を楽しめます。

お昼寝にもぴったり

木陰にハンモックを設置すれば、快適な昼寝スペースに早変わり。

日常の喧騒を忘れて、ハンモックのうえで至福の時間を過ごしましょう。

夜は星空観察もおすすめ

広々とした夜空の下、ハンモックに寝転がりながら星空観察はいかがでしょうか？日中の活動で疲れた体も、ゆったりと揺られながら星を眺めているとリラックスできます。近くに街灯が少ないキャンプ場は、星空観察にぴったりです。双眼鏡があると、肉眼では見えない星や星雲なども観測できます。

ハンモックと双眼鏡で、特別な夜のひとときを過ごしましょう。

写真映えもバッチリ！

ハンモックはおしゃれなデザインも多く、設置場所や背景の自由度が高いため、写真撮影にも最適です。

ロケーションを活かせる

海辺、森の中、草原など、お好みの場所で撮影できます。

動きのある写真が撮れる

ハンモックの揺れを取り入れた、躍動感のある写真が撮れます。

小物使いで個性を演出

本やドリンク、帽子などを添えると、さらに魅力的です。

SNS映えを狙って、とっておきの1枚を撮影してみてはいかがでしょうか？

保温

ハンモックの下からの冷気を防ぐために、アンダーキルトや断熱パッドを使用しましょう。特に気温が低い時期は必須です。

寝姿勢

ハンモックは斜めに寝ることで、体がまっすぐになり、快適に眠ることができます。

枕

ハンモック専用の枕や、衣類などを詰めた袋を使用すると、首への負担を軽減し、快適な睡眠姿勢を保てます。

防虫

虫の侵入を防ぐために、蚊帳を使用しましょう。

雨対策

タープを設営して、雨からハンモックを守りましょう。急な天候の変化にも対応できるように、防水性の高いタープがおすすめです。